ABOUT

幼い頃憧れていた
あの色の付いた魔法少女達達。
なりたくて、なりたくて、
画面越しに夢を食べていた。
格好を真似たり言葉を真似たり。
でも妄想の中だけだった。
「それ」 になりたかった
何人もの幼い少年少女達は
いつしか現実を食べるようになった。
可愛いともてはやされる、
“ テレビに映るあの子”も、
“ 同級生のあの子”も
魔法なんて使えない。
現実をあたりまえに食べているのだ。

「魔法なんて、ない。」
だからこそ、魔法の代わりに
あなたが当たり前に今日を
可愛く輝けるようなお守りになりますように。